企業は通常、営業・経理・総務・開発・製造部門など、それぞれの部署や担当などに分かれ、分業しながら仕事をこなして行きますが、これは生産性の面から見れば理に適っており、当社でもある程度は分業して仕事を分担するようにしています。
しかし、あまりそれが過度になると、スタッフの成長を阻害しかねません。
当社ではスタッフそれぞれの適正により、出来るだけ幅広い業務に触れて頂き、仕事を通じて広い視野や豊富な知識・経験が会得しやすい機会の整備に注力しています。
当社の強みの１つは、当社のルーツがコンビニエンスストアーに端を発することもあり、卓越したマーケティングノウハウを持つことです。
コインパーキング事業の成否はコインパーキングオープン前の用地の取得で半分、オープン後のオペレーションでもう半分が決定付けられるといっても過言ではありません。
いずれの場合でも、当社スタッフはマーケティングの「方程式」をしっかり会得する事と、「平均的なニーズ」を肌で感じ取れるセンスを持ち合わしていなければなりません。
「平均的なニーズ」を肌で感じ取れるセンスとは、市場のトレンドや顧客の嗜好を、調査や統計に頼らずとも、瞬時に的確に把握することが出来る能力を指します。
お客様のニーズは様々な要素により、刻一刻と変化して行きます。捉えどころがないようですが、そんな中にも「消費者の平均的なニーズ」は必ず存在します。
お客様の嗜好や価値観は「生もの」なので、いつまでも同じサービスや商品が通用する事はなく、すぐに飽きられたり真似をされ、急速に陳腐化して行きます。
そうなる前に、矢継ぎ早に新しいサービスや新しい企画をお客様に提供しなければならないのですが、その「新しさ」は消費者の先を行き過ぎるものでも、遅すぎるものでも支持を頂くことは出来ません。
当社では先ず「平均的な消費者のニーズ」を的確に把握することから始め、それをベースに半歩先行くコインパーキングの新サービスや施設改善のアイデアを練って行きます。
